葬儀・葬式の知らない世界

先日、母方の祖母の葬儀に参加してきました。
わたしたちが暮らしているところは都内で、祖母は鹿児島ですので、子供の頃は夏休みなどは帰省することがありましたが、大人になってからはほとんど帰ることはありませんでした。
久々の帰省が祖母の葬儀ということになってしまった訳です。わたしは鹿児島で暮らしたことがありませんので、その土地の風習というものに触れたことも今までありませんでしたが、葬儀の手伝いをしていろいろと感じたことがありました。
田舎の人って葬儀のお手伝いしたり、香典などもみなご丁寧に持ってきて下さるんですけど、なにか上っ面だけというか、形だけの感じが見え見えでした。お手伝いや香典などは気持ちだと思うのですが、ちゃんとどの家から何人手伝いが来て、いくら香典を頂いたのかというのを帳面につけるんです。そして次回、葬儀があった場合はそれに応じたお返しをするのだそうです。それが多くも少なくもない同じ金額になるように。わたしにとってはおかしな事に思えましたが、母に尋ねると、田舎の人は貸し借りというのもを極端に嫌うため、この方法が一番人間関係がうまくいくのだそうです。
そんな話を聞いてしまったが為に、葬儀の間の参列者の本心が気になってしかたありませんでした。

続きを読む≫ 2015/07/04 16:10:04

北海道での葬儀についてだが、その特色の 一つとして上げられるのが香典の領収書である。
香典を持ってきた全員に渡すわけではないが、私の住んでいる地域の一般的な葬儀では、香典の中身をその場で確認し、かなりの数の領収書が受付に並べられる。受付に、というのは通夜や告別式が終了した後に依頼した方が自分の名前を 確認して持って帰るのだ。 その目的としては個人の交際費という面もあるが、職場で預かってきたなどの場合が多い。香典袋に10人連名の名がある場合などは、10人分の名前を書くこともあり、忙しい時には受付事務所はペンを走らせる音が延々と響き続けることになる。
北海道だけではないかもしれないが、地方の葬儀ではまだまだ遺族の自治会、いわゆる町内会が葬儀を取り仕切ることが多い。相互扶助で成り立ってきたが、自治会員の高齢化などもあり以前は香典帳や供花紙なども会員の手作業だったが、この頃ではパソコンやプリンターでの作業も増えてきた。しかし、領収書だけは遺族の印を押したものに、一枚一枚手書きでの作業が続けられている。
香典に領収書を渡すというと、本州方面から来られた方は驚きの表情を見せることが多い。しかし葬儀というのはその地方地方の文化の一つでもある。北海道には香典領収書文化が根付いている。

続きを読む≫ 2015/06/19 17:57:19

人がこの世に生を受けた時点で、避けて通れないのが死の問題です。日々自身の死に向かって時間が過ぎていっているともいえます。
人が亡くなると、必ず行われるのがお葬式です。お葬式というと祭壇に多数の花が飾られ、たくさんの参列者が出席し、盛大に実施されとても高額の費用がかかるものというイメージがあります。
ですが、私が実際に祖母の葬儀を執り行った際には、数十万円の葬式費用で執り行うことがでいました。
その方法とは、最近耳にするようになった家族葬です。
私が祖母の葬儀を執り行った際は、両親が早くに亡くなり私が喪主を務めることになりましたが、当時は学生でお金も無く、最低限の費用でしか葬儀を行うことが出来ない状況でした。
そこで、葬儀社の方とも相談して行った方法が、家族葬でした。
祭壇も一番低料金のものを使用して、参列も身内の10名程度という寂しいお葬式になりましたが、葬儀にかかる費用は抑えることができました。 
そして、祖母が葬儀社の互助会にお金を積み立てていてくれたので、その費用も葬儀にあてる事が出来て、お金がない中でもなんとか祖母の葬儀をしてあげることが出来ました。
それぞれの家庭に様々な事情があると思いますので、家庭の事情にあった葬儀をするというのも重要なことだと思います。

続きを読む≫ 2015/06/04 15:46:04

5年前に母が亡くなり、葬儀社を初めて使うことになりました。
病院から自宅へ遺体を運ぶのに、葬儀社の人が車でやってきました。
葬儀はできるだけ質素にという母の思い通りに密葬にしました。
家族だけで葬儀をあげることになったのです。
去年、父が亡くなり、母の時と同じ葬儀社をつかうことになりました。
父は突然のことでしたので、実感がありませんでした。
病院で亡くなったので、そのまま葬儀社の車に乗せて、自宅に帰ってきました。
葬儀社の人は親身になっていろいろと教えてくれました。
お坊さんがお寺からやってきて、お経をあげてくれました。
そして、翌日が通夜でした。母の妹が駆けつけてくれましたが、父も高齢だったので、知り合いや友人などは皆、すでに亡くなっていたりして、誰に連絡を取ったらいいのかわかりませんでした。そして、生前から葬式は簡単にと言っていた父の言葉通り、質素な葬儀になりました。
通夜の翌日葬儀が行われ、それから火葬場に行きました。
母の時にも思ったのですが、火葬場はまるでゴルフクラブみたいな感じで明るく、広々としていて、モダンな作りになっているということです。
火葬が終わったら骨を拾って家に帰るだけでしたが、静かに済ませることができました。

続きを読む≫ 2015/05/21 15:05:21

最近、家族葬を行う方が増えています。家族葬は、家族やごく近親者のみで葬儀を行いますので、通常の葬儀のように知らない参列者に気を遣う必要が有りません。故人と家族の為の葬儀ですので、対外的な形式にこだわる必要は無く、心温まる葬儀を行う事が出来ます。

 

家族葬の場合、費用的に抑える事が出来るのも人気の理由です。従来の葬儀は参列者の手前も有り、お金を掛けて見栄えの良い葬儀にする傾向に有りました。しかし、本来葬儀は見栄の為に行う物では無く、故人を感謝の気持ちで送るものです。故人にとっても、死語に自分の葬儀で家族にお金を使わせるのは本意では無いでしょう。必要の無い部分にお金を掛ける必要は無い事に気付き始めた今の時代、家族を中心とした心温まる葬儀を行う方が増えているのです。

 

葬儀を自分たちだけで行うのは大変な事です。法的にもいろんな手続きが有り、故人が無くなって動揺している中で、その負担を家族の誰かに強いるのは良く有りません。葬儀の知識が有る一般人は少ない為、家族葬でもやはり葬儀会社に依頼するのが良いでしょう。

 

昨今は家族葬をサポートしている業者も増え、費用を抑えた良心的な料金で行ってくれる所が増えています。そうした信頼出来る葬儀会社を見つる事が出来れば、故人と家族が心温まる、家族葬を行う事が出来るはずです。

続きを読む≫ 2015/05/18 15:29:18

仏式の葬儀に参列した時に必ず行うのがお焼香です。これは多くの人がなんとなく、見よう見まねでしていると思いますが、正しいお焼香の仕方は以下の通りです。
1 喪主、親族が並んでいたら、一礼する
2 右手の親指、人差し指、中指の3本の指先で抹香(香木を砕いた細かい木片)を少しだけつまむ
3 その指を、目の高さから額くらいの間の高さまで持ちあげる
4 香炉の炭の上に移動させ、低い位置から指をこすりながら炭のうえに落とす
5 これをだいたい3回繰り返す
6 数珠を手に取って、合掌する
7 再度喪主、親族に一礼して、席に戻る
いかがでしょうか?この通りにされていましたか?もしも曖昧だったら、以上をしっかり覚えて、大人として正しいお焼香の仕方を行いましょう。
そしてその時に、お焼香の仕方のほかにも大切な注意点があります。
それは数珠です。
数珠を持っていない場合は持参しなくても失礼には当たりませんが、もしもあなたが仏教徒であるなら、1つは揃えておいた方がよいものです。
そして数珠は仏具ですから粗末に扱ってはいけません。たとえば、立つときに椅子や畳の上に置いておくなどはもってのほかです。いつも手に持っておくか、膝の上に置いておくかしましょう。
以上を念頭に、葬儀に参列しましょう。

続きを読む≫ 2015/05/15 15:41:15

ここ最近接した訃報を振り返ると、昔と随分変わったと思う。
大きな葬儀は減り、家族葬の様な身内だけで済ませるものが多くなった。
そのため年末の喪中はがきで不幸があったことを知り、驚くこともある。

 

なぜ、家族葬や密葬が増えるのか。

 

一つは、本人の意志。
生前、故人が「こうしてほしい」という希望を残していた場合、家族は極力その気持ちに添おうとする。私の周囲では、この様な話が多い。

 

もう一つは、社会の変化。
過去、会社で同僚の家族が亡くなった時は、社内に通達され、部署では誰が手伝いに行くのか、会社として花輪を出すのか、電報は、香典はいくらにするのか、葬儀はどこで行うのか……と、一苦労だった。

 

今は違う。
訃報が社内通達されるのは変わりないが、大半が『なお、葬儀は親族にて密葬されました』『香典・供花は、お断りされています』の文字が並ぶ。
最近では『社内に通達しないで欲しい』と希望する社員もいる。

 

家族としても『私事だから、会社の人に気遣われたくない』『沢山の方にこられても、対応しきれない』『葬儀代が高い』など、様々な事情がある。『静かに家族だけで見送りたい』という気持ちもあるだろう。

 

会社の対応も変わってきた。
以前は花輪や電報を出し、同じ部署の同僚は通夜や葬式に行き、個人として香典を出す。
だが今では『お見舞い金』のみで、それも指定された書式で申請し、口座に振り込まれる。
社員と故人の関係によってあらかじめ金額も定められており、役職や勤続年数で金額が変わることもない。

 

勿論、これは一例だ。
普通に葬儀をあげる家族もいれば、花輪や葬儀手伝いを手配する会社もある。
地域の風習で七日毎、四十九日まで法要を行うところもある。
どちらがいい、悪いというのは決められない。
故人の遺志を優先するのもいいし、家族としての希望を取らざるを得ない事もあると思う。

 

いずれにしても『自分で自分の最後を決める』ということに対して、選択肢が増えたのだ。
最後のプロデュースについて、考えてみるのはいかがだろうか。

続きを読む≫ 2015/05/11 17:48:11